Fanfiction.net のレーティングについて

2005 年 3 月 27 日より、Fanfiction.net で公開されている小説作品のレーティング方式が変更されました。とりあえず、ざざっと斜め読みして下にまとめてみました。この頃からオンライン・フィクションの統一基準として提唱されてはじめたものらしいです。G から NC-17 までに分ける従来方式との一番大きな違いは、従来の「G〜PG-13」に当たる部分の明確化でしょうか。もともと、「PG (Parental Guidance)」などの言い方は、映画館に行くときの指針として使われてたものだから「保護者が許可した場合は見てOK」みたいな基準になってたわけですが、ネット上の小説じゃそんなの、無意味だものね。読む前にいちいち保護者に訊いたりするわけないし。



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K(5 歳以上)…実質上、ほぼ誰でも読んでOK。乱暴な言葉、バイオレンス描写、アダルト描写なし。〔当サイトの該当フィク:「ヴォルディー最後の戦い」〕


K+(9 歳以上)…小さいお子様には不適切な内容が含まれている可能性があります。 ちょっとしたアクションに伴う暴力的なシーン(深刻にダメージを受けるものは駄目)や、多少汚い言葉など。アダルト描写は一切なし。〔当サイト内の該当フィク:「賭け」、「楽しく過ごそう」〕


T (13 歳以上)…ティーンエイジャーになってから読みましょう。ちょっとしたアクションに伴う暴力的なシーン、多少汚い言葉などに加えて、あまり過激でなく直接的描写を伴わない性的要素は許容。〔当サイト内の該当フィク:「イメージチェンジ」、「ドラコーディア」、「Their Room」〕


M(16 歳以上)…バイオレンス描写やかなり汚い言葉もOK。性的要素については、ストーリー内に出てきてもいいが具体的な描写は禁止。〔当サイト内の該当フィク:「クリスマスにまつわる 12 のもの」〕


MA+(18 歳以上)…完全アダルト向け。子供は読んじゃ駄目。なんでもアリ。


B+(1歳以上)…汚い言葉、暴力、アダルト描写など一切なしであるのに加えて、幼児にも理解可能な内容であることが条件。


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"K" は Kids、"T" は Teens、"M" は Mature、"MA" は Mature Adults" の略みたいです。"B" はなんだろう……Baby?